診療内容

予防歯科

お口の健康を守るためには、
原因対策が必要です

ムシ歯の再発を防ぎ、健康な歯を守る「予防歯科」
ムシ歯を削ったり詰め物や被せ物をして治療した歯は、一見完治したように見えますが、5~7年ほどで再発する可能性があります。歯が痛くなるたびに治療を繰り返していくと、いずれ歯を失うことにもなりかねません。
生涯健康な歯と口を守るためには、クリニックでのプロフェッショナルなクリーニングと自宅でのセルフケア、両面から取り組むことが大切です。

1.予防歯科の流れ

お口の状態をチェックし、正しいケアを指導します

口腔内診査

歯肉の状態・歯並び・プラーク(歯垢)付着状態などをチェック。
必要に応じてサリバテスト(唾液検査)を行い、口腔内細菌や唾液の量、性状等を把握します。

ブラッシング指導

プラークを赤くする着色材でプラークの付着状態を確認していただき、ブラッシング指導します。お子さまの場合は保護者の方にも指導します。
それぞれのお口に合った歯ブラシや補助道具の選び方もアドバイスします。

フッ素塗布

ムシ歯菌から作られる酸の生成を抑制し、抵抗力の強い丈夫な歯を作ります。
フッ素はすべての患者さまにご利用いただける安全なムシ歯予防剤です。

2.予防歯科3つのポイント

初期段階で発見されたムシ歯は削らなくても治ります。治るムシ歯は再石灰化を促す治療を、すでに削った歯はムシ歯が再発しない治療を、そして健康な歯はその状態を維持するケアを行う。これが当クリニックの「予防歯科」です。

  • 1.「治るムシ歯」は、再石灰化を促す治療を
  • 2.「削った歯」は再発しない治療を
  • 3.「健康な歯」は健康を維持する治療を

3.「カリエスフリー」を目指しましょう

「カリエスフリー」とはムシ歯が1本もなく、生えたままの真っ白な歯を指します。ムシ歯の原因となるミュータンス菌は、歯が生える前の赤ちゃんの口内には存在しません。 しかし乳歯が生え始めると菌が付着する場所ができ、身近な人がムシ歯だと菌が赤ちゃんに感染してしまいます。
大切なお子さまをムシ歯にしないためには、両親のムシ歯予防が不可欠です。家庭内で口腔ケアに対する意識が高まれば、お子さまも幼いうちから自分の歯に興味を持ち、ムシ歯リスクを減らす生活行動が身につきます。お子さまのカリエスフリーのためにも、ご家族ぐるみの予防治療をお勧めします。

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